​もともと中学で教員をしていて、毎年必ず特別支援教育の担当に関わらせていただき、肢体不自由や発達障害のお子さん、不登校のお子さんと関わる機会がありました。特別支援学級での教科指導​に関わらせていただく中で、自分なりにこういう風に指導すればもっと伸びるのになと思うことが多々ありました。学校という組織ではできない事が外に出たらできるのではないか、自分なりにこういう支援をさせていただけたら、何か役立てられるのかなと思ってこの塾を立ち上げました。

​指導の部分と子どもをよく理解してあげるというところは大事にしています。子どもをよく観察をして、子どもがどういうことを考えているのかなというところまでしっかり把握できるように、とにかく観察をしています。その観察をもとに理論を含めてどのように支援したら、彼らがとってもいい方向にいけるかというのを常に考えています。なので、やみくもに教材を作って指導するのではなく、心から変わるというところを大切にしています。指導者の一言でよくも悪くもなるので、心からしっかり変われるようにサポートしています。

変化っていうのが自然にでてきます。自然とこちら側が何も提示しないのに、前回やったことが自然とできている。自然にできたことが自分の前だけではなくて、ご家庭や学校やいろいろな人の前でできるようになるという、そういうところが増えてくるとちょっとずつ変化がでてきたと感じられる。

​子どもが何を考えているか、どういう風にしたらいい方向にいくのかを、理論ではなく感じ取って見えてくるものがあり、それを大事にしていることで変化が出てくるのかなと思います。そこに理論を加えて指導に活かしています。

​生活の中とか、学習面、社会面の中で少しでも困り感を抱えていらっしゃるお子さんがいれば、うちの塾で総合的に見させていただきます。入塾がいっぱいで枠が空いていないときは指導ができない場合もありますが、面談や相談は随時行っています。保護者の方でちょっと気になるんだけど、医療機関に行くことに不安を感じている方もいらっしゃるので、その方のためのアセスメントチェックをさせていただいて、必要に応じて医療機関にご紹介させていただいたりしています。