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第7回こどもの発達臨床勉強会

  • 執筆者の写真: ことはな
    ことはな
  • 2019年1月19日
  • 読了時間: 2分

2018年度第7回こどもの発達臨床勉強会を実施しましたので活動報告させていただきます。


1、ことはなの今後の活動について

 研究会会員に実施したニーズアンケート結果を基に、今後の勉強会の在り方や研修テーマについて検討しました。また、勉強会以外の心理公開研修会の企画検討、その他のことはなの今後の活動について意見交換しました。


2、MSPAについて

 MSPAという検査の講習に参加した心理士に検査の概要について発表していただき、みんなで共有しました。MSPAは発達障害に関わる各特性の困難さをレーダーチャートでわかりやすく示すことで、環境への適応を促進し、日常生活を過ごしやすくすることを目的として開発された検査です。診療点数もとれることから医療機関でも実施しやすい検査でありますが、講習を受けた方のみが実施できる検査です。まだ講習に参加できていない心理士も多く、とても貴重な機会となりました。


3、LD-SKAIPについて

 LD-SKAIPというiPadを用いて学習のつまずきやその背景にある認知機能を把握することができる新しい検査の概要について共有しました。読み書き検査は多く出ていますが、どのようなケースに対して、どの検査が適しているのかといったところを今後さらに読み書き検査を勉強して理解を深めることで整理していきたいという話になりました。


4.サポートブックについて

 ことはな版サポートブックのたたき台について意見交換しました。今後、心理士以外の医師や教員、保護者の方などのご意見もいただきながら、少しずつ改訂し、完成に近づけられたらと思います。


☆勉強会は現在10名程度で実施しており、少人数で質の高い研修を行うため、勉強会自体は現在の会員のみで当面実施していく予定です。今後勉強会とは別に心理職の方向けの公開研修会を多く実施していく予定でいます。その際は、お知らせで研修案内を公開させていただきます。


<ことはな運営委員会>

 発達障がい親の会cherryさんが経営されているカフェキルシェにて、ランチをしながらことはなの今後の活動についてそれぞれの想いを共有しました。発達障がい親の会cherryの方ともありがたいご縁で繋がることができ、今後連携しながら、親の想いや支援者の想い、心理士の想いなどを共有することでより良い支援につなげていけたらと思います。温かい出逢いに心から感謝致します。


 
 
 

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